まずは収納時外観です。
テント本体&ポールという典型的なアルパインテントの組合せ。
コンパクトで・・・
驚くほど軽い!
付属のペグや張綱も含めて、
実測総重量1.515kg!
購入時に色々なメーカーのアルパインテントを手にしてみましたが、
このモデルがとりわけ軽く感じました。
収納袋から中身を取り出すと・・・
モスグリーンがテント本体です。
付属のペグ。
フライはさらに収納袋に入っています。
ポールは予め中央部がジョイントしてあり、広げてテント4隅のスリーブに差し込むだけ。
テント全体はフックで吊り下げます。
このフックが扱いやすい・・・捻ってポールに嵌めるだけ
・・・無理な力を掛けずに組み立て&取り外し可能です。
この構造は『強風でポールが折れてしまう前にフックが外れる』というもの。
確かに頑張りすぎて折れちゃうよりは外れちゃった方が具合が良い。
テントの出入り口と反対の壁には吹流しのベンチレーター。
メッシュの開口部はドローコードで閉められるので、虫も入ってきません。
フライシートを被せます。
基本的にはシートを被せて4隅のバックル留め具に嵌めこむだけ。
正面にはPUROMONTEのロゴ
正面前室のベンチレーター。
付属の張綱&自在・・・この自在はちょっと使い難いので、そのうち交換予定。
前室の張り出しは60cm・・・靴置き場&調理・食卓スペースになります。
今回のデビューで意外だったのは思いの外、
居住性が良かったこと。
山岳テントのイメージから、狭くて圧迫感があるのではないかと覚悟していたのですが、
幅(奥行)90cmの室内は窮屈さを全く感じず、前室の圧迫感もなく快適な一夜を・・・。
もうひとつこのテントの特徴は
テント生地材質がポリエステルである点。
テント生地はナイロン製が一般的ですが、雨天や朝露などで水分を含むとその分重たくなり、
いくら軽量テントと言えども実使用場面では思わぬ重量になってしまう・・・らしい。
ポリエステルは速乾性に優れており、ナイロンに比べて「濡れ」重量増が少ない。
・・・うーーん、私、この手のスペック解説には妙に納得してしまうタイプでして・・・(笑)
まぁ何はともあれ、せっかくなけなしのボーナスをはたいて手にした山用テント。
ハードに使い倒していきたいと・・・意気込みだけは
ところで今回のテント購入に当たり、最終候補に残った品々を
参考までに以下にご紹介させていただきます。
どれも甲乙つけ難いなかなかのテントだと思います。
まずは定番中の定番・・・
アライテント・ライペン エアライズ1
日本で山岳テントと言えば「アライ」。その中でも定番のこのモデル。
総重量は付属品込みで1.56kgと文句なしの軽量性。
何と言っても信頼感は№1です。難を言えば・・・
山のテン場ではアライだらけでマイテントが見つけられない?マジ。
続いては・・・
モンベル2012年モデル ステラリッジ1型
庶民派山屋の強い味方モンベルの売れ筋モデル。
しかしちょっと重いのよねぇ・・・と選に漏れたのでありますが・・・。
ところがこの商品、2012年に大幅モデルチェンジで画期的に軽量化がなされました。
付属品込みでなんと総重量1.47kg!前年モデルから0.4kg以上も軽くなりました。
今だったら、こっちを逝っちゃったかも・・・。
そして知る人ぞ知る・・・
2012【3シーズン山岳テント】エスパース ソロ (フライシート付)
「いまだ下山せず」っていう山岳小説に当たり前のように「エスパース」の名前が・・・。
本格的な登山用テントとして有名ブランドのようです。
カモシカで実物を見ましたが、重量(ペグ含み1.6kg)と言い、作りと言い、なかなかの感じ。
ただし、他社に比べお値段がちょっとだけ高い・・・。
海外勢も候補にしたのですが・・・
MSR ハバHP軽量性とスタイリッシュな外観で人気のハバシリーズ。
これも結構気になりましたが、『ウレタン防水塗膜が経年劣化でベタベタになってくる』
という口コミ情報がネットで複数散見され・・・。
寝床スペースが狭いこともあって、途中で脱落。
結局、最後の決め手は・・・
真紅の色が目立って良いかと・・・(笑)
あとは・・・
L-Breathのバーゲンのタイミングが絶妙で・・・(爆)
プロモンテ(PuroMonte) ライトウエイト・アルパインテントナチュでも結構割安になっているようですよ!