しゅんさんのキャンプ日記

テントをザックに放り込み、旅に出ました・・・







衣食住を肩に担ぎ、その重さをしっかりと感じながら旅をして見たい。




だから今回は敢えて、マイカーはやめて電車に乗りました。



念願のバックパックキャンプ・・・



森を歩き、



稜線を渡り、



百名山の頂に立つ



荷は重く、華奢なザックは肩に食い込むが・・・なぜか辛くはない
天候は生憎でしたが、ガスに煙る登山道も幻想的で趣すら感じます。



そして疲れた身体を山の澄んだ冷気の中で休める為にに幕営地へ。

大菩薩嶺・福ちゃん荘キャンプ指定地



山のテン場は文字通り幕営場です。
宿泊者を”もてなすことを目的”としたサイト設定や設備などありません。
しかし、だからこそ感じられるキャンプの原点とも言うべきシンプルな休息。

山のテン場には似合いませんが、
初バックパックキャンプのささやかなお祝いに・・・

せめてガスランタンを灯しましょう



あ、久々のキャンプ日記でしたね。
キャンプ場と幕営のご様子をご紹介します。
いま少しお付き合いを・・・。

このキャンプ指定地は県営の山岳幕営地ですが、
大菩薩嶺の山小屋福ちゃん荘が管理人であります。



飲み物などは福ちゃん荘で購入でき、ビールを担いで上がらなくても、
シンプルな夕餉にアルコールを付けられますので、
呑兵衛のオヤジも安心です（笑）
缶チュウハイもあります…1本400円也

小屋前のブランコの脇を下った所が幕営地。



50張のテントが張れるとのことですが、これはあくまでも山基準。
マッタリ気分を味わいたいオートキャンパー基準ではせいぜい20張が良いとこか？



水場もしっかりと流し台つき。



今回私の設営時には先着が2張。広々スペースのどこでも張れたのですが、
何となく、入り口から一番遠い奥まった小丘に設営。
下の写真の上半分が覗いている赤テントです。



これまでのソロキャン経験から身についた習性で・・・
1張には十分な広さだが2張にはちょっと狭く、
それでいて開放感は確保されているプライベートスペース
を探し求めた結果です。

ほらね！こんな感じです（笑）


設営後はお約束の・・・プシュ！



うまい！
コレまで味わって来た中で、一番美味い設営後ビールだったのではないだろうか？

そうこうしているとまろちゃんぷさんファミリーが下山途中に立寄ってくれました。
ひとしきりテント談義に花を咲かせていると何やら広場スペースにタダならぬ気配が・・・



ぞろぞろ来るわ来るわざっと見て50人の若者たち！
何事か？と思ったら、千葉県某高校山岳部の遠征隊でした。

それにしても・・・私の設営場所・・・大正解でした！
先ほどの写真の青テントともう1張のMSRのオジサンは・・・
学生達の遠征隊テント群に飲み込まれてしまったのでした。ｵｿﾛｼﾔ、ｵｿﾛｼﾔ

まろちゃんぷさんをお見送りしてからは特にやることもないので、
夕餉の準備に取り掛かります・・・と言っても、米を炊いただけ。
ザックがパンパンで持参の食材限られてまして・・・この日の夕食は極めて質素です・・・



特製ポテツナ丼の完成です。見た目よりも結構イケるのです（笑）



晩飯終了18：30・・・。学生達の団欒の喧騒をBGMにいつの間にかウトウトと。

ふと目を醒ますと雨粒がテントを叩いています。
結構強く降ったのですが、新調テント・・・雨天試験合格です（笑）

早朝、騒々しい物音で目覚めると学生たちがテントを撤収しています。
時計を見ると4：00チョットすぎ。流石に山の朝は早い！
そろそろオレも起床するかなぁ・・・いつの間にかｚｚｚ・・・^^；
気付くと時刻は5：30・・・ハイ、団体さん、もうお発ちになりました（笑）

パンとカフェオレで朝食を済ませているうちに残りのテントも居なくなり・・・



山の朝は早い（笑）
私の方はと言うとしばしのまったりタイム。
そしてその後、のんびりと撤収。
だってこの日のスケジュール・・・下山のみ

さて、帰りますか・・・



何はともあれ、無事にバックパックキャンプ練習を完了しました。
色々と課題は見つかりましたが、充実した1泊でした。

森林限界を超えた稜線テント泊を夢見て・・・

バックパックキャンプへの道は続くのです・・・（笑）